【体験談】アメリカで受けた帰国の為に必要なコロナ検査とは

コロナ 日本への帰国準備

アメリカからの帰国の三日前、マンションの部屋から航空便と船便として荷物が運び出され、ほぼ何もない状態となりました。そして、これからのミッションはコロナの検査を受け、陰性証明書を取得するということ。どのように陰性証明書を取得したのか覚えてる限りシェアしたいと思います。

海外から日本に帰国する為に必要なコロナの陰性証明書とは

私が帰国した3月初旬、日本入国の際には出発72時間以内のコロナの陰性証明書が必要でした。

この陰性証明書は日本政府所定の様式に記入してもらうか、必要事項が記載されていれば任意の様式でも構わないということでした。

所定の様式とはこんな感じです。

(現在は変更になってる場合があります。厚生労働省のサイトをチェックしてみてください。→☆☆)

上記のフォーマットに記載してもらえない場合は、下記内容がすべて記載されている任意の証明書でも構わないそうです。

厚生労働省のWEBサイトより

まず最初に日本で受け付けている検査方法で検査をしてくれる医療機関を見つけ、フォーマットに記入してくれるかどうか確認しないといけません。

日本入国の際に受け付けている検査方法について

日本入国の際に受け付けてくれるコロナの検査方法とは意外にややこしいんです。

検体の採取方法は以下の2種に限られます。

①鼻咽頭拭い液

②唾液

そして検査方法については下記に限られます。

コロナの検査って全部PCR検査と思ってませんか?

私も受けるまではそう思ってました。笑

PCR検査とは数種類あるコロナの検査方法のうちの一つにすぎません。上記だけでも8種類ありますよね。

”PCR検査”というものを受ければ日本に入国するのに問題は無いんです。

ただ、私の住んでるサウスカロライナの田舎には、即日結果の出るPCR検査をしてくれる病院等が無かったんです。(調べた限りでは)

検査結果が出るのに2~4日かかるものがほとんどでした。間に合わないかも…という不安があり、PCRを受けるのはめっちゃリスキーということになりました。

時間をかけて都会に行けば、もちろんそういう検査をしてくれるところもあったんですが…。なんせ、出発前3日間は家の片づけ、色んな解約の手続き、旦那は仕事納めで検査の為にそんな時間が取れない…ということもあって、家の近所で出来る検査機関を探さなくてはいけませんでした。

”PCR検査以外で即日結果が出るもので日本側が受け付けてくれる検査”が私達には必要でした。

近所のドラッグストア、エージェントケアなどで行われている即日検査が出るものは大体 rapid Antigen Test(迅速抗原テスト)といわれるものでした。ただ、このAntigen Testには以下の2種類あります。

①Quantitive Antigen Test (CLEIA)…抗原定量テスト

②qualitative antigen test…抗原定性テスト

①の抗原定量テストが日本で受け入れられているものですが②の抗原定性テストは受け付けてくれません。

近所のドラックストアやエージェントケアにどの種類の antigen test なのか確認しても、まず最初の答えは

「I don’t know.」

です。笑 

そこまで細かい種類があるなんて私も知らなかったし、やってる本人達も知りませんからね~~。笑

で、よくよく調べてもらうと、ほぼ日本では受け付けてない ②qualitative antigen test(抗原定性テスト) だったんですよね。。。

そうなんです。日本で受け付けて貰えるコロナの検査すらほとんど近所では出来無いということに直前になって気付きました…。

帰国三日前にしてまたまた途方にくれる私達…笑

日本大使館にも確認したのですが、家から車で4時間かかる隣のジョージア州にある日系のお医者さんならやってくれるそうなんですが…む~り~だったんです💦

NEAR 法で検査を受ける

結局、私たちはNEAR法(Nicking Enzyme Amplification Reaction)等温核酸増幅法という方法で検査を受けることが出来ました。

サウスカロライナ州の色んな所にあるDocter’s care という所で受けることが出来ます。(場所によって検査の種類は違う可能性があります。)

Doctor’scare のホームページにはrapid test(迅速テスト)(ID NOW)としか書かれていませんでしたが、ID NOWって??

調べてみるとこれはNEAR法で検査するアボット社製の機械の名前でした。

ただ、NEAR法でやってますよーとは病院側も認識していませんでした。確認しても、アボットとしか言われず、、、。見つけるのが大変でした。

そして肝心の陰性証明書についてですが、政府所定のフォーマットには記入してくれませんでした。そもそもなんで政府所定のフォーマットに記入しないといけないのか…と思うんですが。日系の病院やかなり理解のある病院じゃないと書いてもらえないんじゃないかと思います。様式に書いてもらうのは早々に諦めました。

病院側が発行する任意の証明書に必要事項を追記してもらいました (サインや病院のスタンプも無かった) 。検査方法はなかなか書いてもらえず、ごねにごねました💦結局、NEAR法とは書いてもらえずusing ID NOW とだけ書いてもらえました。(空港ではやはりすんなり通してもらえず、担当の方が常駐の医師に確認していました。)

そして、パスポートNO.などは自分で記入しました。

これ、帰国前日の出来事ですよ。笑

なんとかギリギリに帰る準備が整いました。翌日無事に帰国できるのか??

大豆は次の日起こることは何も知らずにのんきにダラダラしています。(笑)

当日もドタバタは続きます。次の記事で。笑

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やたお

愛猫大豆と一アメリカで駐在妻としてのんびり暮らしています。大豆との生活、アメリカ生活、お役立ち情報などお届けします☆

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